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ぶっちゃけ香港に行ってきたんですよ。3泊4日と短いもんでしたけどね。 つわけで以下どうぞー。 1月半ば、仕事とかプリプロとか、いろいろなことがひと段落していた。こんなチャンスめったにねえぞ!つうことでひとり旅計画を着想。ずっと行きたかった香港に今こそ行こうと決意。思い立った翌日に航空券やらホテルやらをバタバタと手配し、一週間後に出発。いろいろなことがぎりぎりのバタバタ。 出発当日。気が急いて成田空港にとても早く着いてしまう。時間つぶしに空港のバーでまずビールをキメる。このバーは半分がガラス張りになっていて、だだっぴろい滑走路が見渡せるのがよかった。あちらこちらで羽を休める飛行機がなぜだかかわいく思える。自分の中の「空港萌え」属性に気付いた瞬間。 離陸の時間。JALの今後を気遣いながら該当便に乗り込む。前の席の白人男性がびっくりするぐらいの巨体で、小さいエコノミーシートにとても座りずらそうにしていたのが可愛そうだった。 では、しばしさよなら、とうきょー(正確には千葉)。 てなわけで離陸。機内で「カールじいさん」(よく「カールおじさん」と言い間違える人がいるので要注意だ!)と、「THIS IS IT」(二度目)を見るなどして過ごす。 夜22:30ぐらいに香港国際空港に到着。「香港国際」まで聞くと条件反射で「警察!」と言ってしまいそうになる自分の「血中成龍濃度」の高さに呆れつつ出口へ向かう。空港はやたらと広く、そしてきれいだった。それもそのはずで、この香港国際空港は1998年にランタオ島という香港の郊外で業務を開始した新しい空港なのだ。それまで香港の空港といえば中心地である九龍(日本の新宿のような場所)にあった啓徳空港のことを指した。ブルース・リーの『燃えよドラゴン』でも、林立する高層ビルに接触しそうな勢いで飛行機が着陸体制に入るシーンがある。 以上、一部Wikiからの情報を織り交ぜつつ香港の空港事情についてお伝えしました。 無事着陸に成功したJAL735の今後の活躍を心の中で祈りながら降機(くどい)。入国審査を通過し、空港出口へ。出口付近の両替所で今日の交通費を両替。窓口のおじさんが「エアポートエクスプレスの切符も買えるよ!」と言うので、エアポートエクスプレスの往復切符+市内の交通網をすべて利用できるカードを買う(300HKドル)。 このカードは日本のSuicaのようなもので、「オクトパスカード」という。これがあればセンサーにかざすだけで改札を通過できる。日本と同じで一部のコンビニなんかでも使えるそうな。そしてエアポートエクスプレスとは日本の成田エクスプレスのような位置づけの電車。空港から市内に行くにはこれが一番速い。 そのエアポートエクスプレスで九龍駅まで20分くらい。「九龍」(ガウロン)という字面に軽くアガる。目指すホテルは九龍エリアの中心街である尖沙咀(チムサーチョイ)から少し北に外れる油麻地(ヤウマーテイ)という下町にある。この九龍駅からはタクシーで行くのが一番速いようだ。香港映画好きの好事家諸氏には分かっていただけると思うが、「的士」(TAXI)という字面!これがガン上がりするのよねー!(ねー!)そうそう、車体は赤いのよねー。郊外は緑なのよねー!(映画で仕入れた知識のみですでにテンションMAX) その的士に乗り込み、運転手にホテルの名前を口頭で告げるや否や 「アン!?」 と、ヤンキーのメンチの如きリアクション。なるほど、「香港へようこそ」ってなわけだ。しかしだ。運ちゃん。俺はこんなことではうろたえないんだぜ運ちゃん。そう俺はな、こんなこともあろうかと、ホテル名とその住所を紙に書いてきたんだよぉぉぉ!!しかも漢字でなァァァ(用意周到)! とメモ用紙を見せると、運ちゃんすんなり了解。すんなり出発。すんなり俺。すんなりトランスファー。 タクシーの中から見える街の風景はどれも映画のセットみたい。「行ったことはないけど大好きな香港の街並み」が実際に目の前にある。この時点でもうこの旅は大成功と言わざるを得なかった。ホテルには15分程度で着いた。「九龍帝豪海景酒店」(Dorsett Seaview)というホテル。フロントにて「チェックインしたいんですけどー」と伝える。担当の女の子(アラレちゃん似)が返した「How many of you?」が聞き取れず一瞬うろたえてしまった。あまりに耳慣れない予想外の発音だったので焦ってしまったのだった。 ちなみにこのホテルはインターネットで予約したのだが、3泊で16,800円とかなり安かった。インターネットの予約サイトのカスタマーレビューで「狭い!」と専らの評判だったのだが、実際着いてみるとさほど狭さを感じず、小綺麗で、設備もしっかりした部屋だった。ベッドのサイズも自分には十分すぎる程に十分で、「こういう部屋を“むしろいい”と思える俺は勝ち組」と心の中でガッツポーズ。俺、ロスジェネでよかったよ(関係性不明)。部屋に荷物を置き、さて飯。俺は腹が減っている。そして早く到着の祝杯を上げたい。時間はもう12時になろうとしていたが、ここは下町油麻地。夜中まで眠らない街のはずだと勝手に解釈。恐る恐る、でもすさまじくワクワクしながら夜の街へ。 街は香辛料の臭いがした(八角っていうのか。角煮とか肉まんとかのあの臭い)。しかしこの臭いはここ油麻地だけでなく、この後香港のいたるエリアで感じることになる。たぶんこれが香港の臭いなんだ。 ホテルの角を曲がっただけで出ることができる廟街(ミウガイ)という通りは、夜な夜な屋台や夜店が出てにぎわう事で有名。その情報をもとに、勢い込んで廟街に降り立ったわけだが、どうやらどこの屋台もすでに店じまいモード。気付くと24時半近い。この時間ともなるとさすがに祭りも終りなんだなあ。晴れて夕食難民となったアタクシ、とりあえず廟街を中心に当て所もなくぶらぶらとすることに。 まだシャッターを降ろしていないいくつかの飲食店の前で「入ろうかな、やめよかな」を繰り返すうちに、黄色い看板が目に入ってくる。少し丸っこい80年代風のポップなフォントで「大家食」と書いてある。なんとなくかわいらしい外見が不安をやわらげてくれた。中をのぞくと現地の若い子たちもいてまだなにやらワイワイとやっているようだ。この店なら他の客も各々の会話に夢中で、誰もカメラぶら下げた俺みてえなクサレ観光客のことなど気にも留めないだろうと踏んだ(自意識過剰な人特有の発想)。何より決め手になったのは「大家食」という文字の下に小さく英語で書かれていた「Eat Together」という文字。「Together」という言葉の温かさに惹かれ、思い切って入ってみた。 客のほとんどが店にしつらえたテレビに映るドラマに夢中だった。「あ、客だ」という感じで自分の入店に気付いたオヤジが写真つきのメニューを持ってくる。腹ペコなのでどれもうまそうだったが、角煮が乗ったご飯みたいなのが特にうまそうだったので、それを指差す。ビールも飲みたいので「アンド…、ビアー?」という。すると「ビール?●×■%△?」と返された。やばい。早くもディスコミュニケーション。曖昧な笑顔で「え。あの。ビアー、ビアー……。」とつぶやいていると、オヤジは事を把握したのか、もう1つのメニューを持ってよこした。そこにはビールの銘柄らしき英語の文字列が2つあった。なんだ、「どっちのビールにするか?」と聞いていたのか。もう正直どっちでもよかったので、2つのうち上の方に書かれている「San Miguel」(サンミゲル)を頼んだ。ほどなくして料理が出される。ご飯も肉も思ったより量が多く、ビールもまさかの大瓶。疲労と空腹が手伝ってかどちらも最高にうまい。ビールは薄味。でもうまい。いや、うまい気がする。店内に轟く人々のけたたましい会話や、テレビから流れる音声がまったく理解できない。でもなんだか心地が良い。「なんにも分からない」状態がやけに快適だった。「香港にきたんだー」という実感が湧くとともに、じんわり緊張がほぐれていく。お腹いっぱいでお店を出る。お勘定はあわせて35HKドルぐらい。日本円だと500円ちょっと?安っ! ほとんどの屋台が撤収されてしまった廟街へ戻り、ゴミだらけの路肩を横目にホテルへと歩いた。途中のセブンイレブンでさっき「大家食」で飲んだSan Miguelの缶ビールを2本買った。2本で12HKドルぐらいだった。部屋に戻って1本目の途中まで飲んだところで気絶。ブラックアウト。 初日おわり。 つづく。
by stewart_miz
| 2010-02-13 01:34
| 日常
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