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~前回までのあらすじ~ ラスボスがバラモスではなくゾーマだと知ったミズシマは早い段階で戦意を喪失、カートリッジを本体に半差しにするなど、推奨されない遊び方で時間をつぶすこととなったが…。 香港二日目、今回も情報過多気味のねっとりレポートをどうぞ! 【尖沙咀へ】 朝7時半ぐらいに起床。早起きである。寝坊する時間がもったいないのである。凄い勢いで着替え、朝の8時半くらいには外へ。ホテルの目の前に天后廟(テンハンミウ)といういい感じの廟があったのだが、近いからいつでも見れるだろということで今はとりあえずパス。ホテルから徒歩30秒ほどで、九龍エリアを南北に走る目抜き通り、ネイザンロード(彌敦道)に出る。 通りは通勤・通学途中と思しき人々ですでに忙しそう。なにしろ今日はまだ金曜日なのだ。バスの爆音、排気ガス、林立するおんぼろビル、やたら大仰でうるせえ看板。これが香港かっ!朝からハイテンション! さて、ノープランなわけだが。どうするか。とりあえずやっぱフェリーだろフェリー。今日はフェリーに乗って、香港島を散策するというコースにしよう。油麻地からネイザンロードを南下してフェリー乗り場のある尖沙咀まで行く。尖沙咀へはバスに乗ってもよかったんだが、乗り方がまだよくわからない(≒怖い)ので、徒歩を選択。地図で見る限り、歩いても2、30分あればフェリー乗り場には着けるだろ。よーしよーしそうしよう、んじゃ朝飯食おう。というわけで入りやすそうな(またその基準)ファミレス風の店(現地でこういう店を「茶餐廰[チャーチャンテン]」と呼ぶそうです)でワンタンメンを注文(それ以外よくわからないので注文できない)。白い帆立だしのスープにゴムみたいな半透明の細麺。上にエビワンタンが乗っている。大して期待していなかったんだが…、うまっ。ファミレスでこのクオリティか、恐ろしいな香港。 ネイザンロードに戻り、南下開始。二階建てのでっけーバスがすっげースピードでガンガン走っている。いや、「走っている」というより「攻めている」。車線変更も車体が傾く程の勢い。正直見てるだけでハラハラする。事故とかないのかなあ。こりゃ歩行者もボーっとしてると撥ねられ兼ねん。道路横断時などは特に気を引き締めることにしよう。 (いい建物に対して「ナイスショット」的に発する掛け声) 途中、重慶大厦(チョンキンマンション)に立ち寄る。映画『恋する惑星』の「ブロンド女のエピソード」で舞台となるビルだ(ちなみに『恋する惑星』の原題は「重慶森林」と言う)。ここはインド人や、中東系の人が多くたむろする場所として有名で、旅行ガイドなどには「危ない。怪しい。観光客は十分注意すること!」なんて書かれてたりするんだが、平日朝早いこともあってか今はそのような雰囲気は特になし。ここに立ち寄った理由は、両替。重慶大厦にある両替店はレートがいいと評判なのだ。数ある両替店の中からレートのよさそうな所を選んでこの先3日分の資金を両替。1万円=845ドルぐらい。昨日の空港より断然高レート。ちなみに1香港ドルは14~15円くらい。もっと内部に侵入したいと思ったが、とりあえず今は南端を目指そうと、ビルを後にする。(写真撮り忘れた!) この辺りから有名ブランドの巨大広告なんかがちらほら出始め、街並みが油麻地に比べてやや小奇麗に洗練されてくる。もう少しだけ南へ進むと、視界がぱっと開ける。ここでネイザンロードは終り。目の前を東西に走る大通りの向こうはどうやら海の予感! 地下道をくぐってスターフェリー乗り場へ到着。 【天星小輪!】 スターフェリー(天星小輪)は大陸側の九龍エリア(いま歩いてきた側)と、香港島を行き来する船。観光客はもちろん、地元の人も日常的に使っているようだ。香港には欠かせない移動手段と言える。日本に例えると…尾道と向島をつなぐフェリーといったところ(なぜ日本に例えようとする)。 緑を基調とした外観が「実務感」があって実によい(a.k.a HONDAスーパーカブ感)。中環(セントラル)行きのフェリーに早速乗船。運賃は2ドルと安い。ここもオクトパスカードで通れるので便利。乗り込んだ船はずいぶんと年季が入っていて、イスや看板が木でできている。背もたれやレバー、手すりは黒光りの銅製で重めの作り。イギリス調(?)の意匠を感じなくもない。 海から見る香港島の超高層ビル郡は圧巻で、しばし「すんげー」と呆ける。だって海、空、ビルだよ?ほかになにが必要か。これでいい。この時点で満足です。(早) そんな素晴らしいクルーズも10分足らずで終わってしまう。さくっと香港島到着。 【ビクトリアピーク!】 出発前に香港旅行経験のある先輩に「どこに行けばいいですか?」と聞いたところ、「ベタだけどビクトリアピークは行っておくべきだよ」と教えてもらったのを思い出し、その指示に素直に従うことにする。ビクトリアピークは香港島北部に位置する山で、ここから眺める高層ビル郡が観光名物となっている。夜は百万ドルの夜景を鑑賞するスポットとしても有名だ。 さて、フェリー乗り場から、二階建てバスでピークトラムの駅へ。ピークトラムというのはビクトリアピークの麓から山頂をつなぐ列車。「高尾山ケーブルカー」みたいなものと考えていただければよいかと。ただし傾斜が高尾山よりすごいことになっている。 阿呆のように傾斜に感激しているうちにあっけなく山頂駅に到着。この駅はビルに直結していて、このビル内のエスカレーターで、最も眺めのいい展望台まで行ける。至れり尽くせりの設計である。 展望台に昇る途中で、で、出たー!! え? 何がって? いや、ですから。出たんですよ! とにかく! アレが! 初リー!香港初リー!まずは1リー(単位)ゲットー。 ご想像通りマダムタッソーの蝋人形館でした。(またあんたか、マダムタッソー) 展望台からの眺めは素晴らしいものだった。眼下ににょきにょきと高層ビルが茂り、その先にさっきフェリーで渡ってきた海があって、さらにその先にはさっき歩いてきた九龍半島が見える。周りは自分と同じく観光客ばかり。西洋人、インド人、韓国人、大陸から来た人たちもいる。記念写真を撮ってもらったり、撮ってあげたりという交流があちこちで行われている。自分も計3組に撮影を頼まれた。その中の1人に頼まれついでに自分も撮ってもらう。ここまできたらもう恥も外聞もあるかい。 ビクトリアピークでどっぷり観光気分に浸ったので、帰りは適当なバスに乗って適当なとこで降りて、よりノープランで過ごしてみよう。 【ぶらり灣仔途中下車】 ビクトリアピークからのバスはしばらくクネクネした坂道を下り続けた。窓から景色を眺めながら、やはりというか、香港の植物が熱帯系のそれであることに気付く。あったかいもんなあ。1月なのにコートはいらない。 雰囲気良さげな街並みにさしかかったところでおもむろにバスを降りる。地図を確認すると、ここは中環の東に位置する灣仔(ワンジャイ)というところ。油麻地にくらべるとやや洗練されてはいるがまだ下町っぽさを残すエリアで、ごみごみした感じが、街並み好きにはたまらない。大通りからちょっと路地に入ると屋台が並び、野菜なんかを売っている。活気があってステキなところだ。自分が地図でどの辺にいるかを確認しつつ、角は片っ端から曲がりながら中環方面に移動。どの角を曲がっても新鮮だから退屈しない。 この辺でさすがに疲れてきたのでトラムに乗って中環に戻ることにする。 香港初トラム。 トラムとは、二階建ての路面電車のこと。都電荒川線の(後略)。 ふう。。ここでやっとお昼ぐらいだ。 二日目、まだまだ続くんじゃぞい。ついてきておくれ。 【中環~上環の集合住宅で萌え死】 トラムで中環に到着。中環というエリアは、対岸の九龍や、さっき歩いていた灣仔より、ぐっと近代的でスマートな印象。この辺から西洋人が目立ち始める。スーツを着たビジネスマンやセレブ風の女性など、「イケてる大人」感を漂わす人たちの比率がぐっと高まる。隣町で街の性格がこんなに変わるっていうのがまた面白い。 しゃれたバーが軒を連ねる蘭桂坊(ランカイフォン)という一角に入る。丁度昼時だったのでバーのほとんどがランチタイム営業をしていて、ビジネスマン然とした人たちがこぞってランチをしに来ていた。その中の1つの「Bull dog」というバーに入り、ランチビュッフェを食べる。店内はミーティング兼ランチといった風情のグループが多かった。こういう世界本当にあるんだねえ。とカッコイイ男女を眺めながらビールを飲むアラサー観光客(俺)。 バーを出てからは、ソーホーというこれまた小ジャレたエリアを散策。『恋する惑星』に出てきた長ーいエスカレーターにとりあえず乗ってみてひとしきり聖地巡礼した後、洒落たレストランや骨董品屋さんが立ち並ぶハリウッドロード(荷李活道)という通りを中心に、道草しつつなんとなく上環方面に歩いてみる。途中、突然古い廟が現れる。ここは文武廟といって学問の神様を祀った廟とか。参拝客は入り口で果物や野菜をお供えして線香を買う。廟内の数箇所に線香を上げて、その都度何度もお辞儀をしている。みなさんわりとガチでお参りしてらっしゃる。天井からぐるぐる巻きのでっかい線香が大量にぶら下がっていて、廟内はかなり暑い。道教の建物や礼拝システムに馴染みがなかったため、とても興味深く、わりと長居してしまった。 中環~上環は小高い丘のような地形になっていて、坂道が多い。南に向かって傾斜のついた土地に60年代の建築と思われる集合住宅が所狭しと林立している。建物の間を縫って坂や階段を上ったり下ったりと、適当に歩いただけだが、どこも「街並、建物、地形好き」のツボを刺激する風景ばかり。至るところで「たまらん!」「そう来たかー」「もうやめて!」などと、ひとり悶え狂った。日本の公団に見られるような多角形建築(スターハウス)の高層バージョンなど、「ナイスビル」連発。そのナイスビルたちが寄り沿ってひとつのエリアを形成し、その隙間にマーケットを中心としたコミュニティーが生成されているという構図はいかにも集落的で、西洋化された印象の中環にも、きちんと香港特有の生活感がにじんでいたのがなんだか嬉しかった。 そんなこんなで、中環・上環を歩き回ったときに浮かんできたフレーズをひとつ。 集合住宅好きが萌え死ぬ街、香港! 「これ、ナイスビルでーす!」「ここ、ナイスマーケットでーす!」のコールが忙しかった。 いやーすっかり長くなった。 次回、ミズシマに初のピンチが?! 二日目後半に続く!(えー)
by stewart_miz
| 2010-02-20 02:22
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