チェック スチュ
■スチュ関連いろいろ
スチュワートofficial site 「スチュワー島」 ポッドキャスト 「俺だって☆I know」 ミズシマツイッター Gツイッター YouTube 「スチュチャンネル」 Usteream 「スチュストリーム」 MySpace(絶賛放置中) ■チケット予約、お問い合わせメール stewheads[アットマーク]gmail.com ■ライブ 現在予定ありません。 ■アルバム情報! 2nd album 『Welter』 好評発売中!! レーベル:サフラン・レコード DQC-748 1,800円(税込) 1st album 『スチュワートの世界~The World According to Stewart~』 好評発売中!! レーベル:サフラン・レコード DQC-123 1,700円(税込) ※タワーレコード渋谷店、タワーレコード新宿店、ディスクユニオン下北沢店など店頭でお買い求めいただけます。 ※Amazon、タワーレコード、HMVで注文販売も可能です。 ※主要着うたサイトにて着うた/楽曲ダウンロード販売中! <配信サイト> iTunes(楽曲配信) OnGen(楽曲配信) レコード会社直営♪サウンド(着うた&着うたフル) などなど! ■メディア情報! ・フリーペーパー『JUNGLE LIFE』の131号にスチュのインタビューが掲載されました。 <過去取り上げていただいたメディア> 『BARFOUT! 』 『CDジャーナル』 『レコメンダー』etc 外部リンク
ブログパーツ
以前の記事
最新のトラックバック
カテゴリ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
--------------------------スチュシマの心の声-------------------------- いまのところバンド関連のブログはここ、日々の感想関係は新ブログ「スチュシマの感想」 に分けているのだが、この分散、意味あるんだろうか。 近いうちにすべて「スチュシマの感想」の方に統一しようと思っている。 --------------------------スチュシマの心の声-------------------------- 昨日はシャドラックのライブでギターを弾いてきました―。 ベースの三井良太郎君(元パンクス、現ナイスガイ)が富山に引っ越してしまうとのことで、シャドラック活動休止前の区切りライブのお手伝いでした。 対バンはtape me wonder。この日のtapesはヤバかった。かなりキてました。曲そのものの良さはもちろんだけど、バンドアンサンブルや音作り、ライブ運びなどいつも勉強になります。「敗北の日」、とてもいい曲です。 で、シャドラック。当初「ポプラ」「フィルム」の2曲だけを弾く予定が、なんとなくの流れで「ハッピーエンド」と「ヘイグース」も弾くことに。最後はチバさん含めて5人(ギター3人)でのステージ。「轟音を出す人しかいない」という状況で、見事に「音の壁」が生成されました。爆音を身上とするシャドラックにふさわしいエンディング(?)だったのではないでしょうか。おもしろかった。 打ち上げではミツイ君が結構感極まってる風でした。ドラムのキヤマ君も「北村の作る曲は凄いと思ってる」的なこと(ディテール忘れました)を言ってました。シャドラックってメンバー全員すごくシャイだから、スタジオでも会話がなかったりするんだけど笑、実はお互い信頼しあってたんだねー。としみじみ。 シャドラック、というかキャタ君との付き合いは相当長くて、彼がAsimovというバンドをやっていたころからの知り合いなんだけど、彼の作る曲が好きで、人間性にもなんとなくシンパシーを感じるところもあり、勝手に仲間意識を持ってました。活動休止は残念だけど、シャドラックという名前は残して、当面は録音を続けていくということなんで、新しい展開を楽しみにしてます。 北村先生の次回作にご期待ください! とりあえずミツイくんお疲れさまー! 富山はいいとこだよね! 黒部ダムあるし! 宇宙遊泳もそうだけど、同世代のバンドがぽつぽつと活動休止していくのがちょっと寂しい今日この頃。いや、正直言うとかなり寂しい。スチュ爺もいつまで続けられるか分からないけど、今続けられている環境に全力で感謝しつつ、終わりの日まで突っ走ります。 お付き合いよろしくお願いします。 というわけでいよいよスチュライブ活動再開でございます。 これまた長い付き合いの「ブービー」(元関谷氏、現藤田氏)の企画。 超久しぶりの下北沢251! 251は前のバンドで結構出させてもらっていた思い出深いハコ。 新しい私たちをみせます。 トリ前21時から。 トリはテープス。 ぜひ。 俺たちまだやってるぞー! 2014年3月25日(火) 下北沢CLUB251 【続いていくboobeam!!】 [出演]LimeAge/THE MYHALLEY(from京都)/スチュワート/tape me wonder/Typhoonz [前売]2000円(1ドリンクオーダー) [開場/開演]18:30/19:00 #
by stewart_miz
| 2014-03-17 11:42
| 音楽
東中野Coupe Cafeでひさびさに弾き語りライブしてきました。 ご来場くださったみなさま、誠にありがとうございました。 今回は、いつもすてきなライブ写真を撮られている「みやさん」の企画。 音楽性の違う5組が集まっていたので、それぞれの個性を味わう感じのイベントになっていたかと思います。 個人的には「くりすあすか」さんのジョニ・ミッチェル感がとってもツボでした。 ちなみにみやさんが私に声をかけてくれたのは、「バンド再開前に人前に立たせておこうと思って」とのこと。 お心づかいありがとうございます泣 いたみいります泣 弾き語りをやること自体が自分にとって試練なので、どうせ試練なら、ということでライブの組み立てもチャレンジングなものにしました。 とにかく、「やる」ことが大切。 失敗してもええんや!(微妙にピントのずれた発言) はじめて「B-れいん」をやってみたり、完全なる新曲をやってみたり、カバーをやってみたり、漢検の曲をやってみたり。スチュの曲は1曲だけしかやりませんでした。 おかげで、歌詞を飛ばしたりコードを間違えたりうまく弦がおさえられなかったり譜面台がぐらぐらしたりしたメガネがずれて三木のり平みたいになったりした。でも楽しかった。(小学生) 30分の持ち時間で5曲。曲数は少なめだけど後はトークでもたせた。「もたせた」というと聞こえは悪いけど、弾き語りって「語り」も重要なファクターだと思うのですよナ。しかしまあ、尊敬する高田渡さんみたいに「しゃべりの間にちょこっと歌って凄味をきかせる」みたいな神業が私に出来るはずもなく、ただただ緊張しました。そこそこ笑いは取れてたっぽいのでよしとします。(自己採点甘) 弾き語りは奥が深い。と、やるたび思う。 もっと奥をのぞいてみたいものですナー。 みなさん。 お誘いお待ちしております!(突如覚醒) Coup Cafeから見えた新宿 2/28 東中野Coupe Cafe 水島弾き語りセットリスト 1.B-れいん 2.新曲 3.Jumper(Third Eye Blind) 4.やぶのなか 5.C ライブ後は遊びに来てくれた「かいくん」(プロボクサーであり映像作家)とサシ飲み。鳥さし(サシだけに)をごちそうになったゾ!!! 美味すぎる議員!(議員?) まじありがとう…。この借りはいつか必ず。 あ、 スチュワートは3月25日(火)に下北沢251でライブ再開しますんで。 2014年3月25日(火) 下北沢CLUB251 【続いていくboobeam!!】 [出演]LimeAge/THE MYHALLEY(from京都)/スチュワート/tape me wonder/Typhoonz [前売]2000円(1ドリンクオーダー) [開場/開演]18:30/19:00 ほなまた。 #
by stewart_miz
| 2014-03-03 12:28
| 音楽
立川CINEMA TWOで、3D字幕版を見てきました。 いきなりですが、3D映画って400円かそこら高くつくじゃないですか。 この映画の場合だったら、「1800円(一般料金)+400円(3D料金)=2200円」もかかるわけですよ。高けえよと。そんなに払えるかよと。そんな風に思う御仁もいらっしゃると思うんですよね。ミズシマ、そんな高い金払って見たのかよと。お前、いろいろ入り用なんじゃねえのかよと。お前、そんなに金持ってねえじゃねえかよと。馬鹿じゃねえのかよと。(このくだりもういい) しかしそこは立川シネマシティ会員、通称「シネマシティズン」であるところの私。なんと「1000円(平日会員料金)+400円(3D料金)=1400円」で見れるんですねー。普通の映画の一般料金(1800円)より安いっていうね。どうゆうことだこれ。根っからの文系なもんで、数字にはてんで弱いのですが、あからさまに得であることだけはわかります。 理不尽にお得な立川シネマシティの会員制度「シネマシティズン」。 みんなもシティズンになればいいと思います。シティズンて。 で『ゼロ・グラビティ』。 <激短!あらすじギャラクシー> 宇宙に放り出されたサンドラ・ブロック、地球に戻れるのか?(もしくは宇宙版『スピード』) とても面白かったです。 お話はシンプルきわまりなく、上の「あらすじギャラクシー」(恥)に書いたまんまです。サンドラ・ブロック演じるアメリカの宇宙船乗組員が船外作業中に宇宙ゴミの飛来による事故で母船を失って、宇宙空間にぽーんと放り出されてしまいます。さあ、彼女は生き延びることができるのか…?書いただけでも背筋が凍るようなお話です。 見たことのない映像のつるべ打ち(not 鶴瓶)でした。とにかく無重力の表現がすごいです。文系なんで(今回二度目のエクスキューズ)詳しいことはよくわかりませんが、これはもう「宇宙、だいたいあんな感じでOK」なんじゃないですか。ちょっと押されると延々と動き続けてしまうとか、ぐるぐるまわっちゃうとか、基本的な部分は多分あってますよ多分。こういう映画ってあまり細かくリアリティを追求し始めると、とたんにつまんなくなるんで、「宇宙、だいたいあんな感じでOK」でいいんじゃないでしょうかね。宇宙での「音」表現もまたしかり。この映画での音といえば通信音、呼吸音、鼓動、がメイン。その他は衝撃音(これもまたどこを伝って聞こえてくる音なのか、リアリティ的には謎でしたが)と要所要所の効果音ぐらい。この音数の少なさがリアリティなんだろうなあと。宇宙行ったことないけど。こういうことは詳しくはうちの合田君に聞くといいと思います。 無重力を描写した映画といえば過去にも『2001年宇宙の旅』はじめいろいろありますけど、「無限の宇宙に放り出されたときの恐怖」をこんなにリアルに(ってほとんどの人が経験したことないんだけど)描いた映画って他にあるんでしょうか。ただただ孤独です。宇宙こええ。 その上、予想もつかないアクシデントがつぎつぎと主人公を襲います。絶体絶命の瞬間が何度も訪れ、その度に見てるこっちは体に力が入って「ふん!」とか「うん!」とか唸りながら見ることになります。(注:俺だけかも) かつてさまざまな映画で、さまざまなヒーローたちが絶体絶命のピンチを間一髪でかいくぐり、大逆転を成し遂げてきましたが、この映画に関しては、さすがにもう逆転の望みなんてないんじゃないかと何度も思わされます。だってここは宇宙ですし。放り出されてますし。助けなどいないですし。通信途絶えてますし。その都度その都度の「オワタ…」感は半端なかったです。 途中、サンドラ・ブロック演じるライアン博士の語られざる過去が明かされながら、「あきらめる/あきらめない」の選択になっていくあたり、見方によっては「え?ここでベタ展開に?」と一瞬思ったりもしましたが、状況が状況だけに、ベタだとかベタじゃないとかどうでもいいわ!「がんばれブロック!」(誤った呼称)と思いました。 宇宙の美しさと恐ろしさをこれでもかと叩きつけられる91分。「一体全体どうやって撮影してるの?」っていうシーンが満載で、新鮮な緊張感がずっと持続します。つまり面白いです。 話の本筋以外にもいろいろ考えたことがありまして。 まず、ことの発端となった「宇宙ゴミ」の原因が「ロシアが自国の衛星を”用済み”として撃ち落とした結果」であったり(すげーことするな)、中国の衛星が「得体の知れない救世主」として存在していたりと、各国の宇宙船の存在が世界情勢をうっすら暗示している気がしないでもないんじゃないかなーみたいな深読みもできなくもないかなーみたいな感じでした。(断言を避けすぎ) それとこの映画、もちろんフィクションではあるんですが、これだけリアリティを追求している風でありながら、どの時代を描いたのかは正確には語られていなかったり(たぶん。会話の内容から1996年以降であることだけはわかるけど)、ご都合主義的な展開がないこともなかったり、ラストにちょっとだけ「?」な余韻を残すところがあったりと、「もしかしてファンタジー?」と思わせる要素があるのが気になりました。 あと、見てみて初めて知ったのですが、この映画、原題は『Gravity』(重力)なんですね。なぜ邦題を『ゼロ・グラビティ』(無重力)にしたのか、意図はわかりかねますが、ラストまで見ると原題の意味がまさにのしかかってくるような仕組みになっていました(だから原題のままでよかったのでは…)。 とにかく。映画として面白いことはもちろんですが、「体験」として味わっておくべき娯楽作品なんじゃないかなーと思いました。もう一回IMAXで見たいなーとか思ってます。川崎行くしかないか。 あばよ!(唐突)
#
by stewart_miz
| 2014-01-04 01:39
| 映画
かんぷーふきすさぶなか、立川シネマシティで見てきました。 <激短!あらすじ絵巻> 『竹取物語』、アニメ化(雑な紹介) ずぶん(唐突な「あまロス」)、「ラピュタ」をいまだに見たことがないことを理由に、一部の人たちから「非国民」として迫害を受けているほどの「ジブリ弱者」なんですが(世にはびこる「ジブリ同調圧力」にSAY NO!)、今年は夏に『風立ちぬ』を見ましたし(←良かった)、自分としては例年より多くジブリに触れた年となりましたどういう導入だよこれ。 で、この作品。一言で言えば、昔話『竹取物語』を忠実にアニメ化した作品と言えると思います。とはいえそもそも『竹取物語』ってどんな話だったっけ…と、映画を見た後復習してしまったんですが。wiki師匠によるあらすじ。 まず分かりやすく惹きつけられたのはアニメーションの美しさ。 水彩画っぽいラフな絵が生き生きと動いているさまに驚きました。特に冒頭のかぐや姫の赤ちゃん期における「はいはい→たちあがる→歩く」の流れをシームレスに描いたシーンや、中盤の「かぐや姫、失意の暴走」シーンは圧巻でした。とにかく絵がすごいので、これだけでも見る価値あると思います。 で、内容のほう。話の筋はなんとはなしに知っていましたが、後味は予想してたよりビターでした。 原作では客観的に語られていた(であろう)かぐや姫本人の心情が、この映画では「あのとき姫はこんな気持ちだったんだよ」って感じでビビッドに表現されていて、昔話が原作とはいえ新鮮な気持ちで見ることができました。 しかしながら、僕はこの映画を見ている間、姫以上に、じいさんの方、つまり竹取の翁のことが気になってしかたがありませんでした。 かぐや姫を授かった竹取の翁は、姫のあまりの美しさや、姫が来てからのツキの良さ(竹切ったら金が出てくるとか)といった要因から、「親のエゴ」を盛大に発揮。一家で村から都へ移住して、姫を「高貴な姫君」として育てる決心をします。村の子供たちのリーダー的存在「捨丸兄ちゃん」はじめ、地元の仲間たちと共に元気にのびのびと暮らしていた姫の人生が、ここから狂い始めます。 姫の地上での苦悩の発端となったこの翁、悪い人では全然ないんですけど、というかむしろいい人で、よく言えば「ピュア」なんでしょうけど・・・まあストレートすぎるほどにストレートに言っちゃうと無知というか浅慮というか、「思いこんだら一直線」で、自分の信じたことに1ミリも疑いを持たない「他者不在な感じ」が、見ていてなんとも居心地の悪い気持ちになりました。人の幸せを願うあまり、その人を縛り付けていることに気付いていないんですよね。「もっと多様性を認めてあげて!」と思いましたが、まあ時代的に「多様性ってなあに」という社会なのでしょう。村出身でありながらも都に執着する感じとかも含め、意外と現代にも通じるリアルなところを突いているような気もしました。 そしてこの翁のエゴは、かぐや姫が月(天上界)という穢れのない世界に生まれながらも「とり、むし、けもの、くさき、はな」の世界、つまり地球や村という、「穢れの世界」で暮らすことを強く望んだこと(いってみればこれもエゴ)との対比になっているのかなーと思いました。 「姫の犯した罪と罰」(この映画のキャッチコピー)ならぬ、「翁の犯した罪と罰」があるとすれば、罪は都へ移住しステータスを求めたこと、罰はその結果、かぐや姫を失うことでしょう。ちなみに、都で5人の高貴な求婚者たちが姫から「私と結婚したければ財宝を取ってこい!」と難題を吹っかけられるも、姫欲しさにズルや無茶をしてそれぞれしっぺ返しを受けるエピソードも同じように、「エゴの末路」の切り口で語ることができそうです。 というわけで、この映画は(というか『竹取物語』は?)あらゆる「ないものねだり」にまつわる因果応報の話と言えるのかもしれません。ただ、よく考えると、姫の憧憬の対象たる「捨丸兄ちゃん」だけが「ないものねだり」の報いを受けていないような気がするのですが…それは考察の余地を残すところでしょう。(投げっぱなし) 片側から見たら不浄に見える場所かもしれないが、片側から見ればそここそが生きる場所であるとか、そこで生きることを望んで何が悪いのだろうとか、しかしながらここで言う天上界みたいな「圧倒的な世界」がときに強制的に執行する力(それは場合によっては「暴力」と言い換えられるかもしれない)には、結局は抗えないのねという無常感とか、「出自」の持つ宿命性とか、「意外とこの話、深い!」と思いました(馬鹿の感想)。 あとは、山村の職人たちの描写が面白かったり、宴のシーンで都の人々が動く図が「なんか昔教科書で見たことあるような有名な絵」を元にしてるような気がしないでもなかったり(曖昧すぎ)と、民俗学的な視点からも楽しめそうな感じでした(適当)。 あ、あと。最後の最後、ちょっと『2001年宇宙の旅』のラストっぽかったよね?(賛同者求む) とりとめなし。 以上! #
by stewart_miz
| 2013-12-24 12:10
| 映画
イオンシネマ板橋(東武練馬)にて『ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987』を、後輩の国松と小関と見に行きました(分かる人にしか分からない実名)。 男3人で練馬のイオンのエスカレーターを上がっている時、「地元の友達かよ!」と思いました。 <激短!あらすじダンスホール> 最悪のフェスで、最高のパフォーマンスをしたアーティストと、とても頑張ったお客さんたちの記録。 1987年、当時の日本のロックシーンを牽引するアーティストを集め、熊本の阿蘇で開催された野外フェス「BeatChild1987」の模様を収めたドキュメンタリー映画です。 出演はブルーハーツ、RED WARRIORS、岡村ちゃん、白井貴子、ストリートスライダーズ、渡辺美里、尾崎豊、HOUND DOG、BOOWY、佐野元春など。 このフェスがあったこと自体は、実はうっすら覚えているような気がしないでもないです(年バレ)。特にあのロゴ、なんか見覚えあるんだよな。。 ちなみにこの前後にあった「広島平和コンサート」(?)っていうのは結構覚えてます。 岡村ちゃんと尾崎が『Young Oh! Oh!』いっしょに歌ってたやつ。その映像があったので貼っときます。これ↓ なんでしょう、胸がしめつけられますね。 で、この「BeatChild」(涙をぬぐいながら)、夕方18時のスタートから翌日午前6時のエンディングまで、豪雨と雷にさらされ続けたことで「伝説」になったフェスなんだそうです。 集まった観客はなんと公称7万2000人(見た感じ実際そんなにいたようには思いませんでしたが…)。 当然今の日本のようにフェス文化が根付く前。「ロックに悪天候対策など不要」とでも思っていたのか、ほとんどの観客が軽装で参加。豪雨と雷の中、お目当ての大好きなアーティストのライブを体感するために、みなさんぐしょぐしょになりながらがんばっていらっしゃいました。泣 僕も悪天候で「伝説」扱いされている1997年の第一回のフジロックに行った経験があるんですけど、あのときはレッチリ、レイジ、フーファイなど錚々たるメンツを前にTシャツにGパンといった山の天気を完全にナメ切ったカジュアルな格好のオーディエンスに台風が直撃、皆、死ぬ思いをしてました。 「“死ぬ思いした”とか大げさじゃね?」と思われる方もいらっしゃるかもしれないんで、具体的に言いますと、雨具なしで山で豪雨を浴び続けていると、体温が下がってきて、眠くなってくるんですよ。本当に気を付けてください。 しかし、なぜ1997年の僕たちはその10年前の「BeatChild」から何も学ばなかったのでしょうか。なんか自分たちが残念です…。こんなことだから戦争もなくならないのだろう(飛躍)。 さて内容ですが、個人的には若かりしころ(たぶん20歳)の岡村ちゃんの「漲りすぎ」のパフォーマンスを大画面で見られただけでも、この映画を見た甲斐がありました。RED WARRIORSのSHAKEさんと楽屋で話している岡村ちゃんが最高に初々しかったです。 他にもブルーハーツの陽性のバイブス、今と全然変わってないダイヤモンド☆ユカイ、白井貴子の怯え→決意への瞬間(感動的)、スライダーズのマイペースぶり、スクリーモミュージシャン尾崎渾身のグロウル、立てた髪が雨で完全に寝てしまっているBOOWY(布袋のさらさらヘア―)、神がかり的に歌がうまかった渡辺美里、大友康平の見た目、佐野元春の堂々たるステージングなど…。 どのアーティストのライブも見どころが盛りだくさんで大満足でした。 なんていうか、変な意味じゃなくて、音楽的には今ほど「(カッコつきの)成熟」しておらず、「あこがれの洋楽」を無邪気に追いかけていた「キラキラした瞬間」みたいなものが切り取られていて、とてもいい時代だったんだなー(バブル的な意味ではなく)と思いました。 とても貴重な映像を見せていただきました…… が。 この映画。 ナレーションに相当問題アリで。 「豪雨…だが、中止はありえない」とかいきなり理不尽な宣言をするナレーション。 「魂が…足元に…」とか急にスピリチュアルなことを言い出すナレーション。 「ロックの神様は不平等だ…」とか急に「やれやれ感」を出してカッコつけるナレーション。 死者が出てもおかしくなかった(500人が倒れ、病院や緊急の救護室に運ばれたそうです)このイベントを反省し、次につなげていくような第三者的視点が一切なく、ただただ饒舌に、陶酔しながら、過去の悲劇を「伝説」の名のもとに美化していました。 脱力~。 いや、こういった類いのドキュメンタリー(的な)映画が完全に公正で、客観的視点のもとに描かれるべきだ、なんて考えは私には毛頭ありませんよ。ドキュメンタリーとて多分に作り手の主観が入り込む物ですし(Ⓒ森達也)、むしろその方が自然だと思いますし。 まあとにかく今回はそこから発せられる送り手の思想が自分とあわなかっただけという話です。すみません。 このナレーション以外にも、この映画の自己完結ぶりに脱力した箇所がたくさんありましたが、なんか…めんどいので割愛します。書くほどのことでもないし。 アーティストたちのパフォーマンスが素晴らしかっただけにこの点はとても残念でした。 「“伝説”も濫用に注意でござるよにんにん」と思いました。 「でも、アーティストとオーディエンスに罪はないよな!」 と気持ちをポジティブに奮い立たせ、練馬の焼き鳥屋さんで国松と小関(分かる人にしか分からない実名)と飲んで帰りました。焼き鳥おいしかったです。 #
by stewart_miz
| 2013-11-25 22:29
| 映画
|
ファン申請 |
||